このあたりから徐々に毎日の研修の負荷がかかってきた。
まあ初体験のことが続くのが原因なんだけど。
「貿易」の研修。初めて聞く単語ばかり。
輸出・輸入の仕組みやどうやって製品に利益を上乗せしていくのかとか。
だいたい恥ずかしながら「JETRO」っていう会社もこのとき初めて聞いたほど無知だった。
なので本買った。慌てて。ネットで見るより本のほうが良い。初心者には。
で、貿易専門の講師を招いて2日間の講義。
まず講師に自己紹介を兼ねて、各人1分ほどでどこの国で何をやりたいのか?というスピーチをした。
まだ将来何も決まってません!っていう意見も多かったけど、講師がとにかく今この場で決めて、という強い口調で強引にみんなスピーチしていった。
自分のゴールが明確に決まっている人のほうが圧倒的に少ないけど、こうやって何がしたいのか?を強引にでも考える機会があるほうが良い。
自問自答して見えてくる答えもあるし。
ぼくはカンボジアで人材紹介の仕事がしたい、と言った。
カンボジアの経済にどうにか貢献したい想いはずっと持っていたので。
この貿易の2日目にグループを決めて、そのグループ毎に日本の商品を売るためのプレゼンをすることになった。
グループによって輸出先の国が決められた。ぼくのグループはタイ。
そのタイに関しての輸出・輸入規制を調べて、商品販売で利益の見込める可能性のある日本のものをプレゼンする。
はっきり言って初心者にはハードルが高い。けど与えられたタスクは遂行しなきゃいけない。
どんなエクスキューズも通用しない。
2週間後にプレゼン発表。でも普段の研修の時間毎の内容は決められていて、とてもこの貿易プレゼンを準備する時間がない。
その前に英語プレゼンも控えている。僕たちは英語プレゼンが終わった日からこの貿易プレゼンに向けての準備をすることになる。
毎日の研修の時間が終わったあとに、みんなで残ってプレゼンの準備。
そしてその間にも毎日のタスクがある。
今になって思えば与えられたタスクが自分の許容範囲を超えるほど人は成長する。
許容範囲って結局自分の物差しで決めていたことに気付くのであった。
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