2014年4月13日日曜日

4月13日 結局インドではどんな成果を残せたのか その1

インドの就職状況においては(日系企業の求人)中途採用がほとんどで、日系企業にインドの新卒学生を採用するフェーズではまだない。

ぼくたちの部署はそんな日系企業にインド人学生の魅力を伝え、採用していただくこと。

インド人学生側にとっても外資で働くのは魅力がある。

だけど、インドでは現在欧米や韓国の力が非常に強く、日系企業で働くメリットが見えづらい。

そこでまずインドの大学で日系企業で働く魅力を伝えるセミナーを開催し、それと並行して日系企業にインド人学生を採用して頂けるように営業をかけていく。

大学でのセミナーは別チームが担当し、ぼくは日系企業相手の営業を担当した。

インド人学生の魅力を伝えるためにどういった戦略をすれば良いのかをチームで試行錯誤した結果、日系企業に学生自身がプレゼンテーションをして自らのスキル・考えを伝える場を提供すれば良いのではないか、ということになった。

最近日本での就職活動でも徐々に行われている逆プレゼンテーションを、インドの新卒採用状況でも使えるのではないかと思い持ちこんだ。

そのイベントを「プレ・マッチングサービス」と名付けて、イベントの詳細を固めていく。

イベントの趣旨が企業に分かり易いように資料作成を行う。

資料が完成すればアポを取り付けた日系企業へ営業をかける。

そういった流れで合計4社からイベント参加をしてもらえることになった。

そのイベントに向けて参加希望の学生を集めていき、イベントの前にぼくたちが企業にマッチングしそうである人材の選別(スクリーニングという)をしていく。

1社につき20名前後の学生が集まり、そこから9名をスクリーニングする。

プレ・マッチングでは3名の学生が1チームとなり、企業にプレゼンをする。

9名の学生を3チームにわけて、日系企業から与えられたトピックを当日プレゼン形式で発表するというもの。

企業にはそのプレゼンを見てもらったあと、新卒採用へ繋げてもらうのが僕たちの役目。

しかし、なかなか新卒採用を考えてくれる企業がなく、このイベントに参加する企業も新卒ではなくインターン採用でならと参加を承諾していただけたくらいなのである。

続く・・・

ちなみに日本で行われた逆プレゼンテーションの1つの事例を紹介しておきます。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/nakajimakei/20131205-00030387/






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