2014年4月22日火曜日

4月22日 カンボジア初日 I'm here to start my new life

ボラカイ島で文字通り生き返ったぼくの身体を乗せたセブパシフィック航空は、カンボジアのシェムリアップ空港に降り立った。


マニラとの時差は1時間あり、ぼくは持参してきたiPad mini、iPhone5s、iPhone5c、そしてSONYのパソコンの4つのガジェットの時計の針をそれぞれ1時間遅らす。

時計の針はすべて夜の9時を指していた。

初めてカンボジアに行った時に知り合ったトゥクトゥクドライバーのKongが出迎えてくれた。

この日会うのが2年ぶりだったが、彼はドライバーからお酒の卸業に転職していた。

カンボジアの平均月収は100US$くらい。単純労働者だとそれ以下。

彼がいくら稼いでいるのかは分かりかねるが、トゥクトゥクドライバーよりは儲かるよ、と言っていた。(月収いくら?と聞いても大丈夫なのだろうか)

その口ぶりは滑らかで、このビジネスが上手くいけば結婚するんだ、と人生を謳歌している人特有の笑みを浮かべていた。

夜風を受け流しながら走るトゥクトゥクの後部座席で、彼は「結婚式にはぜひ来てほしい」と4回くらいは言っていただろうか。

まるで言葉が風に流されてしまうのを心配しているような感じで。

もちろん言葉はぼくの耳にしっかり届いていたし、そのたびにぼくは首肯したんだけど。

空港から約15分ほどで宿泊先のホテルに着いた。

今回の宿はSide walk Hotel。

チェックインを済ませ、ぼくはある場所に向かう。

大阪府のプログラムでの同期がなんとこの日シェムリアップに遊びに来ていて落ち合うために。

しかも1人ではなく3人来ている。

そのうちの2人はプログラム終了後、カンボジアの首都プノンペン(ここシェムリアップからバスで6時間ほどの町)で就職活動をしている。

そしてもう1人はプログラム終了後日本国内で就職活動をしていて、無事に東京での就業が決定し、4月の入社前のささやかな時間を利用してベトナムとカンボジアに旅行に来ていた。

ぼくは空港でSimカードを購入し、iPhone5cのネット環境をバッチリ整えている。

5GBでSimカードの代金と合わせ700円ほど。当面はこれで問題ないだろう。

インターネットとパスポート、そして少しのお金。

旅はこの3つがあれば問題なく出来る。

現代の3種の神器だ。

それに心強い仲間がいれば何も恐れるものはない。

広大な世界の1つの町に同期が4人集まる。そして遅れること2時間、もう1人の同期がシェムリアップにやってくる。

その同期こそ、ぼくと一緒にシェムリアップで冒険を始めるK氏だった。


 





あまり見かけないアンコール遺跡のガイドブックです。


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